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オディッシィの衣装、化粧について


、.化粧・衣装について

インドでは、芸能は人が神々や英雄達と交わるためのものと考えられていました。それ故に、踊りは非日常的な時間という感覚で「夜」に行われることが多く、場所も異界と接するという意識が持たれています。そこへ神々を招き入れるため、照明もシンプルにして神の存在が感じられるようにします。踊り手の入念な化粧と手の込んだ装身具は、神を積極的に迎え入れる準備として、自らが非日常的な存在へと姿を変えていく課程として不可欠な要素となっています。化粧・衣装もまた、単なる装飾ではなく、ひとつのメッセージとなっています。(アハーリヤ アビナヤ表現方法参照)
オディッシィにおける化粧・衣装
オディッシィの衣装などについては、15世紀前からたくさんの古い本(パーム リーフなど)に詳しく書かれています。特にサンスクリットの聖典、アビナヤ チャンドリカに書かれている内容を、現在も守っていることが多いですが、様々な理由から省かれたり変化していったものもあります。マハリやゴティプアが使用していたものでも現在ダンサー達は使用しない場合もあります。特に衣装に関しては少しずつ新しいデザイン・素材が加えられています。
●化粧
カジャル(眼の縁どり)
油を燃やした煤でできた化粧用顔料。眼を大きく見せると共に悪霊よけのおまじないで、スルマ=アンティモニーという化学物質を粉にしたものが使われます。
ティクリまたは、ティラック(赤い印)
自分が属するヒンドゥー教の宗派を表すものですが、悪霊から身を守るという意味があります。オディッシィダンスの場合太陽神を表すことが多く人によっては様々な形を書きます。 現在はあまり見られませんが(ゴティプア等は現在も)眉の上から頬のあたりまで蔦を絡ませるような模様を白で描いたりすることもあります。
アルタ
化学染料の赤を水で溶かしたもの。赤い色は吉祥を表すシンボル。手の甲、指先、足の甲、足の指先、足の平の周囲をぐるっと囲むように塗ります。
●装身具
金は儀礼的な浄性があるとされ、あらゆる重要な宗教儀礼に用いられます。オディッシィダンスの場合は、オリッサが銀細工の産地であることから次第に銀のアクセサリーに統一されるようになりました。
●衣装
素材
オリッサのシルクサリーが基本です。古い文献には、シルクでブライトカラー(例えば赤と緑の組み合わせなど)と書かれています。現在は、場合によってアーティフィシャル又はチャイナ シルク(化学繊維)やコットンを使用する場合もあります。 デザイン
マハリやゴティプアのサリーの着付け方に習っています。センターに襞を取るタイプとサイドに襞を取る(ドーティ スタイル)タイプの2通りが主流です。現在はそれに少し変化を加えるなどダンサーによって様々なアレンジがされています。


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